2010/06/28

四国銀行の壁画モザイク


四国銀行の壁画モザイクです。


モザイクを作り出して
ここに何やら大きなモザイクがありそうな事はしっていましたが
いつも閉まっていた為 念願の全景がやっと見えました。

圧巻!

石とズマルト(モザイク用の色ガラス)が
互いに味わい深い相乗効果を生み出していました。



きっと大分前からあると思うのですが、保存状態はとても良い気がします。

知っていると 目で観たときに 「発見した!」と反応が起きますが
高校生の時の私はよくここを通っていたのに
モザイクという概念を知らなかったので、
何度も見ているであろう こな大作には 全く反応していませんでした。

人間のレーダーって
不思議なものです。


牧野植物園の紫陽花


お友達の千春ちゃんと 牧野植物園に行きました。

最近改装されて新しくなった温室を散策。

小さい園ですが、
熱帯水槽の下にもぐって 
葉っぱの裏を観察出来たり
 色々な高さから園内を観察出来たり
凝った作りで面白かったです。

そして 何より 贅沢に感じたのは
雨だし 良い意味で高知は田舎なので
人がほとんどおらず
ほぼ貸し切り状態で 園内のカフェでおしゃべりが出来たこと♪

 
閉園時間となり
外に出ると 紫陽花が満開でした。


雨粒が円を描く池の周りを
濡らされて発色を増した花びらと 緑が 取り囲んだ光景は
梅雨の嫌なイメージを一変に払拭させるものでした。

自然界は毎季節
人を飽きさせないので
すごいです。

2010/06/25

モザイク展

先週の土曜日、
モザイクによる贅沢な個展を2つ観賞してきました。

まず、南麻布にあるギャラリー華で開催中の
喜井豊治さんの個展
「モザイクのマチエール」へ。

玄関先の優しい光のあたる場所に設置された
「月」という作品
私にとって一生忘れられないモザイクになった気がします。
角度により作品の見え方が全く違いました。

喜井さん やはり ものすごく すごい方です。

一つの大理石に対して
こんなにも表現方法があるのだと
改めて勉強になりました。

石の深い魅力・表現の面白さを堪能させて頂きました。

7月3日(土)まで開催中です。



次に銀座へ向かい

新井画廊で19日(土)まで開催されていた

「木島孝作モザイク画作品展」へ。

木島さんの作品は、ものすごく優しい個性があり、
観ていると とても 優しい気持ちになります。

懐かしいようなほっこりした雰囲気
美しさ
タイプの違う魅力が合わさり合っていました。

また、独特のモザイク技法を獲得されており、
各ピースを自主制作されています。

一つ一つの作業を
大切に 紡いで出来た作品

私も木島さんのような 
丁寧な仕事
を 
重ねていける作家になりたいと思いました。 



2010/06/02

ENGEL APOTHEKE


Engel Apotheke = エンゲル薬局

16世紀創業の ウィーンで現存する最古の薬局です。

1902年、オスカー・ラスケによって
ユーゲント・シュティール様式に改装されました。



これもモザイクなんです。




恍惚な表情が 見事な石の流れで表現されています。
(色のついている部分は「ズマルト」と言って
モザイク用の厚みのあるガラスです)



個人的には、このスカートの色や流れがとても好きです。


*UP*

HPのリンクに紹介している
「縫子の庭」がリニューアルされました。

かなちゃんの作品は、どこかウィーンのにおいがします。